タイ カシコーン銀行(KBANK)

タイの資産規模3位のカシコーン銀行(KBANK)の子会社カシコーンリサーチ
センターではタイ国内GDP第1四半期成長率を+5.3%と予測しています。
同センターでは経済のモメンタムでは
世界経済の回復基調からタイの経済も良い方向へ向かっているとしています。

2013年年初に予測していた2013年度の成長率4.5-5.5%を
上回る可能性も示唆しています。一方で製造業としての製造コスト、
輸出業としてのバーツ高などは経済の拡大を抑える可能性もあるとしています。

しかしながら、もしタイ政府が効果的な
政策を打ち出し、インフラ投資を進めたり、洪水治水対策を実現できれば
全体を通して魅力的な一年となる予測をしています。

大手銀行のカシコーン銀行では不良資産率が低いものの
タイ中央銀行の指導する個人ローンへの融資割合を保守的に抑えるとしています。

上級副社長のWirawat Panthawangkun氏は2012年度の業績を発表していて
個人向けローンは成長率が高かったとしています。
しかし世帯の抱える住宅ローンなどの負債率は危険なレベルにあると
しています。よって同行では融資割合を抑えていくとしています。

タイ中央銀行の発表したデータでは金融機関からの個人ローン率は
(2012年第3四半期) 2011年同期16%から21%まで上昇しています。

KBANKの不良債権ローン率NPL Ratioは1.6%であり、
タイ金融機関全体の平均2.1%よりも低いレベルになっています。

カシコーン銀行(KBANK)の2012年度の通年業績は
総資産で1兆9213億バーツ(およそ6兆円)で純利益では352億597万バーツでした。