インドネシア 石炭企業
インドネシアの主要石炭生産企業では第1四半期の業績は下落しています。
世界経済の回復の遅れと石炭価格の回復が遅れていることが理由としています。
PT Adaro Energy アダロエナジー(ADRO) 社は
マイナス65.8%の下落で純利益はUS$4200万ドルでした。
2012年度第1四半期は1億2200万ドルでした。
石炭販売量は1123万トンで売上は7億4100万ドル、マイナス19.1%の下落でした。
ADRO社のダイレクターGaribaldi Thohir氏は石炭市場の供給過多があり、
しばらくこの状態から再び市場が活性化するのに時間が掛かるとしています。
同じくPT Indika Energyインディカエナジー(INDY)が46%を保有する
PT Kideco Jaya Agungキデコ・ジャヤ・アグン社も売上が下落。
$5億4920万ドルでした。販売量は910万トンと+8.1%増になっています。
純利益はマイナス38.4%下落の$9080万ドルでした。
PT Bayan Resources バヤン・リソースズ(BYAN) の純利益は
1454万ドルでマイナス58%下落。
富豪Kiki Bark氏に率いられているPT Harum Energy ハルム・エナジー(HRUM)は
純利益 マイナス84%下落の 697万ドルでした。
国営のPT Bukit Asam ブキットアサム(PTBA)ではマイナス43%下落でした。
インドネシア最大の石炭生産企業PT Bumi Resources ブミリソーシーズ(BUMI)は
第1四半期の売上がマイナス6.4%の下落で$9億4253万ドルでした。
生産量は20.6%増の1910万トンでした。
純損失はマイナス6291万ドルでした。
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