キャピタルOK(オリックス49%)

2007年11月オリックスは4日、消費者金融会社キャピタルOKを地場企業ACAP
アドバイザリーと共同買収すると発表した。
キャピタルOKの親会社でシンガポール政府系の通信持ち株会社
シン・コーポレーション(SHIN)から取得する。

キャピタルOKへの出資比率は、タイの投資顧問会社ACAPアドバイザリー50.99%、
オリックス49%になる見通し。
ACAP は、タイ証券取引所MAI 上場のサービサー業務、企業再生アドバイザー業務
を中心とする金融サービス会社。

キャピタルOKはシンガポール金融最大手DBSとシン・コーポレーションの合弁で
2003年末に設立された。
DBSの筆頭株主であるシンガポール政府系投資会社テマセクが06年にシン・
コーポレーションを買収したことにともない、同年、シンのほぼ100%出資子会社と
なっている。

シン・コーポレーションはタイのタクシン前首相が創業した企業グループの持ち株会社。
携帯電話(AIS)からスタートし、通信衛星(シン・サテライト)、テレビ局(ITV)、
格安航空(タイ・エアアジア)といった事業を展開したが、テマセクによる買収と昨年9月の
クーデターでタクシン氏が失脚したことにともない、ITVは国有化された。また、通信事業に
経営資源を集中する方針から、2007年に入り、タイ・エアアジアの全株を売却、撤退した。