タイ国内でインフレ率がネガティブな状況に

タイの商務省では、国内におけるインフレーションはネガティブな
段階に入っていると判断しています。
同省では2015年度4月の消費者物価指数をを発表。
2015年4月で前年同月比-1.04%、3月前月比数字からは
+0.02%であったことを発表しています。

同省ではタイ国内の民間消費の回復が遅れており、
デフレ圧力が強まっているとしています。
インフレ率は年初からの数字で-0.65%となっています。
主たる要因は原油価格で購買欲の低下ではないとする意見もある一方、
景気の回復が遅れているとの意見も出ています。
生鮮食料品、燃料代は下落するものの、下半期以降は原油価格も
回復していき、インフレ率も上がっていくと予想しています。

同省での2015年度通年のインフレ率は+0.6%~1.3%となり
ドバイ原油価格は1バレル=50~60USドルを予測しています。
為替予測は1USドル=32~34バーツとしています。

一方で、タイ中央銀行は4月29日に市場の据置予想に反して、
中央政策金利を+1.75%から+1.50%に急遽引き下げたことを発表。
同国は3月11日にもおよそ1年ぶりに利下げに踏み切ったことを
発表しています。

これにより中央銀行では、タイ国内経済の見通しに関して
弱気の成長見通しを予想していることが明らかになりました。