インドネシアの不動産関連企業に関して

インドネシアは政策金利の低下や人口増加で、住宅・建設ブームにより
不動産セクターの上場企業の成長が続くと見られています。
インドネシア証券取引所(IDX)に上場している不動産関連企業群としては
不動産開発のリッポー・チカランLippo Cikarang(LPCK)、
2014年度の業績は売上で1兆7923億ルピア、純利益では8441億ルピアと
なっていて、3年前と比較して+80%増と大きく成長しています。
同社は都市開発、工業団地開発、住宅開発、インフラ管理などを
インドネシア国内で展開しています。
同社はリッポーカラワチ社の100%子会社のPT Kemuning Satiatama社
の出資会社となります。

アラム・ステラ・リアルティAlam Sutera Realty(ASRI)も同様に
総合不動産会社で、住宅開発、商業地開発、レジャー、
娯楽プロジェクトの開発を手掛けます。
2014年度の業績は売上で3兆6309億ルピア、
純利益では1兆974億ルピアでした。
旧社名はPT Adhihutama Manunggalで2007年に同社名に
変更しています。

同じくリッポー・カラワチ(LPKR)も不動産開発、都市開発、
大規模統合開発、大規模小売モール、ヘルスケア、ホテル、
インフラ開発、不動産管理マネジメントを展開しています。
2014年度の業績は売上で11兆6550億ルピア、
純利益では2兆5472億ルピアで、こちらも3年前と比較して
2.7倍以上の売上に成長しています。

特にモール開発では子会社リッポー・モールズ・インドネシアが
2015年内にジャカルタ、タンゲラン、ボゴール、ジョグジャカルタ、
ジャンビ州、ブトン、クパンの合計7モールの開設を進めます。

バクリーランド・デベロップメント(ELTY)は、バクリー財閥傘下の
住宅・商業不動産で不動産開発、インフラ開発をインドネシア国内で
展開しています。
戸建て販売、ショップハウス販売、コンドミニアム、オフィスビル、
ホテル、娯楽施設など展開しています。
旧社名はPT Elang Realty Tbkでした。
2014年度の業績は売上で1兆5799億ルピアで、
純利益で4678億ルピアでした。

Danayasa Arthatamaダナヤサ・アタタマ(SCBD)も不動産開発&通信
がメインで、ホテル、商業不動産、建設、通信サービスを
展開しています。
ジャラン・スディルマン周辺に45ヘクタール規模の不動産開発を
しています。
同社はPT Jakarta International Hotels & Development
Tbk.の傘下企業です。
2014年度の業績は売上で9632億ルピア、
純利益では399億ルピアでした。
その前年13年度の売上は2兆7308億ルピア、
純利益で1兆7104億ルピアでした。

シプトラ・デベロップメント(CTRA)は都市・住宅開発・販売
ホテル、商業施設、オフィス施設、ゴルフ場、病院などを
手掛ける企業です。
旧社名はPT Citra Habitat Indonesia で1990年度に企業名を
変更しました。
同社はPT Sang Pelopor社の傘下企業です。
売上 6兆3442億ルピア、純利益 1兆3249億ルピアでした。

ブミ・セルポン・サマイBumi Serpong Damai(BSDE)は
都市・住宅開発で、インドネシア国内にて大規模不動産開発、
住宅不動産、ホテル、商業施設、オフィスを展開しています。
特にBSD CityはイオンモールBSD CITYが2015年入居した
インドネシアのニュータウン開発都市の一つです。
同社はシナルマス・ランドの子会社です。
同社は2014年度の業績は売上で5兆5718億ルピア、
純利益では3兆8205億ルピアでした。

インドネシア中央銀行は2015年2月に、3年ぶりに金利の
利下げを実施して経済見通しは改善しているとしています。