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マレーシアの上場企業ジョホール・コープはREIT上場を進める

ジョホール・コープJohor Corp(JCorp)が不動産投資信託セクターでの
上場を行いました。
Al-Salam REITとして、Al-Aqar Healthcare REITに次いで2番目の
リート上場になります。
イスラム金融のシャリア規律に従った金融商品になります。
シャリア規則に従った金融リートにはAxis REIT、KLCC REITの2つが
あります。
Axisの配当率は5.23%、Al-Aqarの配当率は6.49%、KLCC REITは
4.79%になっています。

Al-Salamでは31の不動産資産を展開し、総面積152万平米フィートを
保有します。
2016年度の純利益予想は5870万リンギを予想しています。
売上は7940万リンギとなる予定です。

JCorpでは3億~4億リンギをAl-Salam REITへ2016年度末までに投じます。
同REITの資産は2年~3年後までにRM20億リンギとなる予定です。
2015年10月時点では9億リンギとなります。

同REITではMenara JCorp, Menara 238, Menara VSQ, Galleria@Kotaraya
などの資産を投入していく計画です。
JCorp社が運営する食品・レストラン事業、QSR Brands(M)Holdingsが運営する
資産も含まれます。

Johor Corporationはマレーシアの複合企業でプランテーション、
ヘルスケア、食品・外食レストラン、不動産開発を手掛けています。
旧社名はJohor State Economic Developmentとなります。
同社では外食チェーンをまとめるQSR Brands Bhd社(QSR)と
KFC Holdings Malaysia Bhd(KFC)を保有しています。

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