By: Hubble ESA – CC BY 2.0

タイの宝石・装飾品市場は今後5か年計画として世界の宝石市場シェアを
2％から4％へ達成するためタイ政府の支援を求めています。
15年現在タイの宝石市場は4つの問題を抱えていて、
1.熟練労働者の不足　2.研究開発への支援不足
3.不十分な資金流動性　4.海外からの原材料高騰を挙げています。

また、宝石市場は中小企業が多く、資金調達が容易ではないとしています。
タイの輸出産業の一つである宝石・装飾産業を支えるために宝石市場を
支える銀行の設立も求めています。

タイの宝石ブランドを政府がサポートすることで2015年は前年比5％増の
成長を予想、輸出総額は100億USドルの見通しを出しています。

タイの宝石業界の大手企業としてはプランダ・ジュエリー(PRANDA)は
2015年度の上半期業績は売上で12億7200万バーツ、
純利益ではマイナスの5000万バーツでした。

サワン・エキスポート(SAWANG)では2015年度の上半期業績は
売上で9900万バーツ、純利益ではマイナスの500万バーツでした。
それぞれ赤字決算です。

古くからバンコクの西部地区の方では宝石産業が盛んなヤワラー通りでは
ゴールドの装飾品が発展し、またシルバー装飾系ではチャロンクルン通り、
カオサン通りなどで発展してきました。