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12月8日のタイ証券取引所市場でタイ国営石油会社は-4.4%安と大きく下落

タイ国営石油会社(PTT)は-4.4%安と大きく下落しています。
同社は2015年度の投資額が当初予定していた557億バーツから、
510億バーツまで下落することを発表しています。
海外案件の投資計画を遅延させる目的は世界の原油価格環境が
下落していることを挙げています。

12月に同社の出資している製油事業者スターペトロニアム
Star Petroleum(SRPC)が上場したことで、同業における利益相反を
避けるためPTT社は3億1500万ドルでSRPC社の株式30.6%を
売却しています。

同社はタイの製油能力の13%を占めていてラヨーン県にて
稼働しています。
同社は元々シェブロン、タイ国営石油の2社の合弁でしたが、
IPO後の持ち株はシェブロンで60%、PTTで5%となります。

タイ国営石油はタイ証券取引所(SET)上場、時価総額No1、
売上規模No1の企業です。
タイで天然ガス事業、石油事業を行うエネルギー関連企業では
同国最大です。
タイ国政府工業省直轄のタイ石油公団として設立後、過半数が
財務省保有で2001年にタイ証券取引所(SET)上場しました。
子会社にはPTT石油開発(PTTEP)、PTTグローバルケミカル(PTTGC)、
タイオイル(TOP)など大手企業が並びます。

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