インドネシア政府が保有する鉱山開発企業、アネカタンバンが3つのプロジェクトに事業投資を進める

財務責任者Dimas Wikan Pramudhito氏によると、
インドネシア政府が保有する鉱山開発企業の16年度計画では
アネカタンバンAneka Tambang(ANTM)が2兆ルピアを投じて
3つのプロジェクトに事業投資を進めると述べました。
精錬アルミプラントの生産工場などを西カリマンタン:メンパワ、
東ハルマヘラなどで建設します。

同社は15年度は2億ドル規模の資金調達を行っています。
また、同社では国営企業のアルミ生産企業であるインドネシア・
アサハーン・アルミニアムIndonesia Asahan Aluminium
(Inalum)と共同プロジェクトを手掛けます。
日本政府と民間企業12社がインドネシア政府との合弁で設立した
インドネシア・アサハン・アルミニウム(イナルム)社はその後
完全に国営化となりました。

アンタム社の2015年度1月~9月期の業績では
売上は+55%増で9.04兆ルピア、純利益は-1.037兆ルピアと
なっています。
コストの増加、金価格の下落が影響しています。

インドネシアでは14年度から鉱石資源の禁輸措置が図られ、
同国の経常赤字を改善しようとインドネシア政府はニッケル鉱石
などの鉱石資源輸出を禁止し、鉱山会社に加工工場、精錬所を
建設するよう要請しました。

アンタム社の2014年度の業績は売上で9兆4206億ルピア、
前年11兆ルピアから大きく減収。
前年4099億ルピアの増益から純利益では-7752億ルピアで大幅な減益の
業績でした。
禁輸措置以前ではアンタム社の売上の30%は鉱石輸出の売上でした。