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インドネシアで農園を展開するサンポエルナ・アグロの森林火災への罰金

インドネシアで農園を展開するサンポエルナ・アグロSampoern Agro
(SGRO)では、国内森林火災への罰金に関してどのような対応をするか
検討しています。

2016年8月、ジャカルタ裁判所はサンポエルナ社の子会社、
National Sago Prima社がRiau地区3000ヘクタールの森林火災への
対応を怠ったとして罰金1.07兆ルピアを命じました。
インドネシア環境省はこれまでで最も高い罰金になったとしています。

インドネシア政府は森林火災に対し身長な対応と防止策努力を
進めていて、各社へ罰金を課すように働きかけています。

インドネシア政府は『野焼き』を禁止していますが、スマトラ島や
カリマンタン島で引き起こされた森林火災はシンガポールやマレーシア
など周辺国にも深刻な大気汚染をもたらしています。
ヘイズ(煙害)と呼ばれ、シンガポールでも毎年乾季時期になると
インドネシアから大量の煙害が届くため健康被害が発生しています。

サンポエルナ・アグロ(SGRO)社はパームオイル製造企業です。
パームオイル部門、農園部門を展開し、粗パームオイルを年間
31.5万トン生産。
その他に天然ゴム、椰子の生産を行っています。

同社は43万ヘクタールの不動産を保有しており、15万9,000ヘクタールは
農園として開発済み、8万3,000ヘクタールはPapua、Riauでサゴ椰子農園、
10万ヘクタールはカリマンタンでゴム農園を開発しています。

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