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タイ証券取引所二部市場MAI企業解説、タイ建設・不動産セクター(その1)

タイの二部市場、不動産分野には17社が上場していて、建設系、
建設デザイン、不動産開発関連などが多いのが特徴です。

アロウ・シンジケート(ARROW)社は建設資材で通信回線ライン、
水道パイプなど、ブランド名”ArrowPipe”、”ArrowTite”、
“Arrow PP-R”で販売をしています。
2015年度業績は売上12億2400万バーツ、純利益2億4500万バーツ
で増収を続けています。

バンコク・デックコン(BKD)社はビル建設事業者で内装工事、デザイン、
リノベーション、ホテル・商業施設の内装、家具製造ブランド”I-RELAX”
などを手掛けています。

J.S.P.プロパティ(JSP)は中堅規模の不動産開発会社で商業施設、
モール建設を手掛けています。
商業施設では”Miami Bangpu””Tulip Square””Sampeng 2″などを開発。
住宅開発では”JSP Residence”ブランドが有名です。

キングスメンCMTI Kingsmen C.M.T.I社(K)はデザイン・建設事業が
スタートですが、展示イベント事業、博物館事業なども手掛けています。
子会社にはKingsmen Myanmar社を設立し、ミャンマーでの事業も
開始しています。

ダイイ・グループDaii Group(DAI) はビール大手、シンハーグループが
買収を発表した企業です。
同社2015年度の売上は4億200万バーツ、純利益は1300万バーツと
なっています。
戸建て住宅がメインでフェンスやアルミサッシ、ドアなどの建材も
生産しています。

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