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マレーシアのメイバンクは旧正月で赤封筒取り扱い増加

マレーシアのマラヤンバンキングMalayan  Banking(Maybank)では
旧正月シーズンのe-ang pow(red envelope・紅包)の取り扱いが
25%増加し、200万リンギ以上の取引になるとしています。
2016年時には15,000通のe-ang pow取引があり160万リンギ以上の
取引でした。
同サービスは安全性と便利さ、環境フレンドリーで徐々にマレーシア人
に広まっています。

この紅包(Ang Pow)は、マレーシア旧正月でお金を入れた封筒で
中国の祝い事で使われる赤をあしらった祝儀のことを指します。
マレーシアではハリラヤ・フェスティバルに次ぐ長期休暇のシーズンです。
中華系の店舗で働く人やサラリーマンは皆が田舎(Kampung)に帰ると
いわれています。
※ハリラヤ・フェスティバル
Hari Raya festivalはイスラム教徒のラマダン時期の終了と共に
開催されるイベント

メイバンクではオンライン、モバイルバンキングでの利用率が上昇すると
見ていて、同行での利用頻度向上、認知度を上げていく必要性があると
分析しています。
オンラインバンキング利用者に関しては、
2015年の利用者数は2016年で+41%増加、
2016年度の利用者数は2017年で+36%増を見ています。
同行はMaybankマレ-シア国内で63%のマーケットシェアを持っています。

マラヤンバンキングMalayan Banking(Maybank)は、クアラルンプールに
本社を置くマレーシア国内1位、東南アジアでも有数の金融機関です。
ブルネイやシンガポール国内でも主要銀行の一つとなっています。
2015年度末時点で総資産7083億リンギ(21兆円規模)、純利益68億リンギ
(2100億円規模)となっています。

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