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タイの中堅銀行、LH銀行と台湾系CTBC銀行5年間の共同シナジープランを発表

台湾の金融機関CTBC銀行が大株主になる予定のLH銀行(LHBANK)は
提携後を含む5年間の共同シナジープランを発表しています。

LH銀行(LHBANK)の親会社であるLHフィナンシャルの会長、
Rutt Phanijphand氏は今後5年間のCTBC銀行とのパートナーシップで、
コーポレートバンキング事業、ウェルスマネジメント事業、
デジタルバンキング事業の3つの分野に焦点を当てるとしています。

CTBC銀行との提携によりLHバンクは資本強化され、
今後5年間で総資産価値2155億バーツから4,000億~5,000億バーツに
引き上げ、年間+10~15%の成長を目指します。
LH銀行(LHBANK)の2016年業績は総資産2121億4700万バーツ、
純利益26億9600万バーツでした。

LHバンクはCTBCへ発行済株式総数の35.61%に相当する75.4億株分の
新普通株式を付与するとし、これによりCTBC銀行がLHバンクの
筆頭株主になります。
新株式は1株当たり2.20バーツでCTBCに売却され、総額は165億バーツ
となります。
2017年7月までに取引が完了される予定です。

増資完了後、CTBC銀行は35.6%を保有します。
同株式保有比率はLand and Houses(LH)社21.8%やQuality Houses
(QH)社13.7%を上回ります。

CTBC Bankの親会社はCTBC Financial Holding Co Ltdです。
同銀行は台湾で4位の金融機関で$1180億USドル規模の総資産を
保有しています。
台湾国内中心に107店舗の支店を展開、14か国に展開しています。

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