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タイの不動産開発業者は2017年第3四半期で販売増を計画

タイの住宅不動産開発各社は2017年上半期の販売戸数目標が
低かったことを背景に2017年下半期の販売戸数・プロジェクト数を
増やしています。
英字紙新聞ネーションによる調査では、多数の不動産開発業者が
一戸建て、タウンハウス、コンドミニアム開発数を増加させる
計画です。

不動産開発大手プロパティ・パーフェクト(PF)社では
2017年第3四半期に住宅不動産市場が若干成長するものの、
2017年第4四半期に再び落込む可能性があるため積極的に
販売を行うとしています。

2017年上半期のタイ不動産市場は、2016年の国王崩御、
住宅ローン審査厳格化などの影響を受け予想より低調でした。

タイ政府住宅銀行Government Housing Bank(GSB)の
不動産情報センターReal Estate Information Centre
(REIC)では、ワーストシナリオ、ベストシナリオを出しています。
バンコク首都圏の不動産販売額は低い見積もりで3879億バーツと
予想し、もしも下半期に不動産市場が回復すれば、2016年と比較し、
6.8%増の4,741億バーツとなる予想も出しています。

このような市場傾向をふまえ、多くの不動産開発業者は
マーケティングキャンペーンを開始しています。
タイ上場企業、チャワタイChawathai(CHAWA)では最大
―20万バーツの割引、定価410万バーツの物件を390万バーツまで
下げました。

三井不動産と組むアナンダ・デベロップメント(ANAN)では、
Ideo Mobi Wong Sawangの物件は50万バーツの割引、
Ideo Mobi Bang Sue Grand Interchangeの物件を359万バーツに
下げています。

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