タイのゼネコン大手、チョー・ガンチャーンは高速鉄道建設計画に関心
![](https://www.asean-j.net/wp/wp-content/uploads/2018/06/14612561231_8960a8a6ee.jpg)
![](https://www.asean-j.net/wp/wp-content/uploads/2018/06/14612561231_8960a8a6ee-150x150.jpg)
By: Smabs Sputzer – CC BY 2.0
タイのゼネコン大手、チョー・ガンチャーンCH. Karnchang(CK)と
子会社は、主要空港3つを結ぶ高速鉄道の入札に参加する計画を
発表しています。
同社では外国投資家とのパートナーシップを検討しています。
Supamas Trivisvavet最高経営責任者(CEO)は、
これまで欧米系・日系企業とのパートナーシップからノウハウを
学び、鉄道システム構築の経験と実績に自信を持っていると
しています。
同社はこれまでドイツのパートナーから高速道路と地下鉄の建設、
日本のパートナーから地下掘削を学んだとコメントしています。
まずはフィジビリティ・スタディを実施するため高速鉄道入札の
条件を待っています。
チョー・ガンチャーン(CK)は400億バーツを借り入れる余地が
あるため、財務は問題ではないとしています。
同社の負債比率は1.27、負債比率上限は3.0まで可能であると
しています。
チョー・ガンチャーン(CK)ではタイ政府が発表済の2.4兆バーツ
規模・51案件のインフラプロジェクトについて、様々な案件へ
入札する準備があるとしています。
2018年は少なくとも4つの新プロジェクト(各5000億バーツ超規模)
へ入札予定となっていて、その他にも複線化プロジェクト
(2000億バーツ)、第2四半期にはラマ3世通り高速道路プロジェクト
(300億バーツ)、パープルライン延長建設プロジェクト(800億バーツ)
などへの入札予定があります。
チョー・ガンチャーン(CK)社の2017年業績は売上385億5300万バーツ、
純利益18億1000万バーツでした。
2018年売上は350億バーツを目指しています。
稼働中の売上の約60%は大量輸送インフラ建設系で、
20%はラオスのサヤブリ発電プロジェクト、11%は複線化プロジェクト、
4%は高速道路や道路建設プロジェクトとなっています。
この記事へのコメントはありません。