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ASEAN最新動向

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2018年のバンコク中心業務地区(CBD)の住宅・オフィス不動産市場

バンコクの中心業務地区(CBD:Central Business District)に
おける戸建て・マンションなどの住宅不動産市場は、
2018年第1四半期の供給が減少したことにより引き上げ率が
大幅に上昇しています。

不動産コンサルティング会社のエドモンド・タイ・カンパニー
(Edmund Tie&Company)では、バンコク全体でコンドミニアム
価格が上昇している背景について国内外バイヤーからの強い需要が
続いていることを挙げています。

2018年第1四半期に発売されたコンドミニアム・ユニットの多くは
ルンピニー地区に位置し、次に多いのはスクンビット地区でした。
ルンピニー地区は緑豊かな環境、公共交通機関アクセスのしやすさ
等で人気が高くなっています。

Edmund Tie&Company社によると、2018年第1四半期の販売予約率は
平均81.0%で、2017年第1四半期の67%と比較して大きく
上がっています。
リセール(再販)コンドミニアムの平均価格も2017年第1四半期の
131,100バーツから0.69%増加し132,100バーツ/平米でした。

バンコクCBDのマンション市場参入を検討している国内外投資家の
関心も高まっており、今後も価格がさらに上昇する可能性があると
しています。

タイの中堅~大規模不動産開発企業は市場成長性を期待し、
常にバンコクCBDの主要な場所を探しています。
開発企業の主な課題は記録的な土地価格上昇が続いていることです。

バンコクCBDのオフィス市場は2018年も活発です。
2020年までの総供給は160,596平米に抑えられると予想されており、
これは引き続きオフィス空室率が低く、賃料が上昇することを
意味します。

2018年以降新規開業予定オフィスには以下のようなものがあります。
Singha Complex(2018年第2四半期・50,596平米)
Samyan Mitrtown(2019年内・50,000平米)
Aspiration One(2019年内・30,000平米)
Bhiraj Sathorn 15(2020年内・30,000平米)

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