アセアン各国の法定最低賃金動向について【アセアン各国:人材】

タイの中央賃金委員会は2018年1月に最低賃金を最大5%増で
引き上げることで合意しました。
2018年4月より施行され、タイの全77都県で日額最低賃金が
308~330バーツに引き上げられました。

インドネシア、ジャカルタ首都特別州の2018年法定最低賃金は
前年比+8.7%増の364万8,035ルピアです。
インドネシアでは賃金に関する政令により、最低賃金上昇率を
経済成長率に消費者物価上昇率を足した数字とすることを
規定しています。

ベトナムでは2017年12月、政府が2018年1月からの法定最低
賃金を平均+6.5%増とすることを発表しました。
エリア1が398万ドン、エリア2が353万ドン、エリア3が309万ドン、
エリア4が276万ドンで、引き上げ幅は+6.1~7.0%増になります。

カンボジアでは2017年10月、カンボジア労働省が2018年の
縫製業労働者の法定最低賃金を月額170USドルに決定しました。
カンボジアの2017年最低賃金は153USドルでした。
同国最低賃金は2013年80USドルから、2018年170USドルへと
急激な引上げが続いています。

フィリピンでは2017年10月、マニラ首都圏地域賃金生産性委員会が
マニラ首都圏の日額最低賃金を512ペソとすることを決定しました。

マレーシアではマレーシア国家賃金諮問評議会(NWCC)が
2016年7月に改定された法定最低賃金の見直し作業に着手しており、
今後引き上げ案を内閣に提出する見通しです。