タイのTMBアナリティクス社は経済成長率予測を引き上げ【タイ:金融】

タイのTMB銀行(TMB)の調査会社であるTMBアナリティクス社では
2018年第1四半期の堅調な経済成長を受けて、タイの2018年経済
成長予測を+4.2%から+4.5%に上方修正しました。

2018年は輸出と観光分野が主要な成長要因となっていると
しています。

TMBアナリティクス社は、2018年の輸出成長率を+4.8%から
+8.6%に大きく引き上げて、観光分野の成長見通しを
+7.3%から+7.6%に引き上げています。
また、民間投資の成長率を+4%から+4.4%に、輸入成長率は
+6.7%から+12.6%に引き上げています。

しかし、2018年の公共投資成長予測については
予算執行が18年上半期の目標を下回ると見ていて、
成長率予測は+12%から+8.5%に下方修正しています。

タイ国内景気の勢いが強まる中で、タイ中央銀行は現在の政策金利
+1.5%水準から少なくとも25ベーシスポイントの引き上げを行い、
2018年下半期に政策金利を引き上げると予測しています。

2018年5月の総合インフレ率は、原油価格の上昇により
16カ月ぶりの高水準で年換算率+1.49%となりました。
コアインフレ率は+0.8%増でした。

2018年6月1日にタイ商務省はタイ国内消費者物価指数(CPI)が
前月比で+0.56%上昇したと発表しています。

原油価格は2018年5月に+7.7%上昇し、13カ月ぶりの高値を
つけました。
また、米、レモン、タマネギ、ロングビーンなどの価格は
高騰しています。
一方で鶏肉、卵、豚肉、植物油、砂糖などの家畜製品の
小売コストは減少しました。

今後はタイ国内エネルギー価格の上昇に伴い、物品やサービス価格は
徐々に上昇すると予想されています。