タイの高架鉄道、BTSで運行トラブルが多発【タイ:交通サービス】

バンコク首都圏で高架鉄道を運営するBTSホールディングス
(BTS)では、2018年6月から頻繁に信号システム不具合を発表し、
朝夕のラッシュアワーに大きな影響を与えています。

6月中の故障は6日、12日、13日、15日、18日、22日、
23日、24日、25日と回数が激増していて、特に22日以降は
駅構内に人があふれ、朝晩の通勤時間は大変な混雑状態に
なりました。

BTSホールディングスの発表によると、信号故障の原因は
スマートフォンやタブレットによる無線周波数干渉であると
主張しています。
一方、携帯電話各社はその理由を否定しています。

BTSホールディングス(BTS)はバンコク首都圏の
鉄道インフラサービスを提供する企業です。
2018年時点でグリーンライン(スクンビットライン、
シーロムライン)の運営を手掛けています。

今後はピンクライン(Min Buri駅~Khae Rai駅)、
イエローライン(Lat Phrao駅~Samrong駅)の運営権を得られる
見通しを出していて、これら2路線は同社とシノタイ・エンジニアリング
(STEC)社、発電大手のラチャブリ・エレクトリシティ(RATCH)との
3社合弁事業による建設を進めています。
また、グリーンライン北部延伸路線(MoChit~KhuKhot)による
売上も見込んでいます。

2018年2月時点で同社の平日乗降客数平均は743,027人です。
2018年12月末にはグリーンライン南部延伸線(Samrong~
SamutPrakan)が開通予定となっています。

BTSホールディングス(BTS)の6月13日の株価は9.60バーツ
でしたが、29日には8.80バーツまで下落しています。
2017年業績は売上104億500万バーツ、
純利益20億300万バーツでした。

タイ国内携帯電話3位のトータルアクセスコミュニケーション
(DTAC)では、使用している移動周波数帯域がBTSスカイトレインの
トラフィック管理システムに干渉していることを否定しています。