2018年上半期インドネシア・ジャカルタ不動産は低迷の予測(1)【インドネシア:不動産】

不動産コンサルタントのジョーンズ・ラング・ラサールでは、
インドネシアのジャカルタ首都圏における不動産市況として、
アパートメント販売は2018年上半期低迷気味であったと
判断しています。

高級・富裕層購入者の景況感が戻っておらず、
まだ経済的・政治的不確実性の中にあるためとしています。

一方で中級~低級クラスのマンション需要は引き続き
増加していますが、2018年後半の売上高減少を抑えるまで
には至っていません。

インドネシア国内の不動産開発者は2018年1月から6月にかけて、
高級・富裕層向け不動産販売戸数が下落したとしています。

背景には2017年3月よりインドネシア政府が100億ルピア
(694,000USドル)以上のアパート販売に対して+20%の
贅沢税を課したため、トップ層投資家・購入者の新規アパートに
対する欲求をさらに抑制したとしています。

また、2018年に入り、インドネシア通貨ルピアの変動リスク・
景気動向から高級不動産投資が低調になったとしています。

中級~低級マンション(価格帯3億ルピア~5億ルピア)は
好調です。
東ジャカルタで開発している中級マンション、Cleon Parkは、
インドネシア証券取引所(IDX)の上場企業、モダンランド・リアルティ
(MDLN)の開発物件です。
同物件は2018年5月に販売開始され、すでに完売しています。

同社は30年以上前にインドネシアの不動産事業のパイオニアとして
設立されました。
環境配慮・高品質基準を掲げ、ジャカルタや郊外で不動産開発、
ゴルフ場およびカントリークラブ運営、一般不動産取引を
展開しています。
2017年業績は売上3兆1960億ルピア、純利益6150億ルピアでした。