シンガポール政府主導の国家ファンド、シンガポール政府投資公社について【シンガポール:金融・投資ファンド】

シンガポール政府投資公社(GIC)は、三つの金融準備管理機関の1つで、
シンガポール金融管理局(MAS)とテマセク・ホールディングスと並ぶ
政府系金融資産管理組織です。

「貿易などで得た外貨準備をより長期的かつ高利回り資産に投資すべき」
との考えより、シンガポール政府によって1981年に設立されました

シンガポール中央銀行にあたるシンガポール金融管理局(MAS)から
委託を受けた外貨準備の運用も含め、世界の株式や債券、不動産、
外国為替、コモディティ、オルタナティブ、未公開株などを対象に
幅広い投資活動を行っています。

運用体制は不動産部門、プライベートエクイティ部門、株式・債券等に
投資するパブリックマーケット部門の三つで構成されています。

2018年現在、シンガポール政府投資公社(GIC)は世界40カ国以上において
6つのコアアセットクラスで3000億ドル超の運用資産を有しており、
世界トップ10に入る政府系大型ファンドとなっています。

日本においては株式や債券以外に不動産へも投資をしており、
2007年に福岡の複合商業施設「ホークスタウン」、
2008年に東京の大型ホテル「ウェスティンホテル東京」、
2014年に東京の大型ビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」
などを買収しています。