タイ大手金融機関の融資残高に関して【タイ:金融】

タイのカシコン銀行系カシコンリサーチセンターの調査によると、
タイ地場銀行の上位14行の融資残高が11兆3079億バーツとなり
前年同月比5%増加したと発表しています。

大手企業向け融資、住宅融資、自動車ローンなどは融資が拡大した
一方、リスクの高い中小企業向け融資は増加しませんでした。

2018年6月末時点の融資残高トップはサイアムコマーシャル銀行
(SCB)で6.1%増の1兆9919億バーツとなりました。

2位以降はバンコク銀行(BBL)、クルンタイ銀行(KTB)、
カシコン銀行(KBANK)、アユタヤ銀行(BAY)の順番でした。

大手5行の融資残高は合計4.5%増で8兆7591億バーツでした。
中堅金融機関のタナチャート銀行(TCAP)、TMB銀行(TMB)、
UOB銀行タイ(UOBT)の合計融資残高は5.6%増の1兆6326億バーツでした。

タイにはこの他、国営の大手金融機関としてタイ政府貯蓄銀行と
タイ政府住宅銀行があります。

タイ政府貯蓄銀行(GSB)は、バンコクのパヤタイ地区に本部を置く
国営銀行です。
2018年4月に105周年を迎えました。

ラマ6世の時代、1913年にタイに貯蓄手段・法律を導入し、
タイ国民へ貯蓄と節約の習慣を促進するため設立されました。
1936年の終わりまでに政府貯蓄銀行は104支店となり、
1947年には名称をタイ政府貯蓄銀行に改称しました。
現在1000以上の支店を展開しています。

タイ政府住宅銀行(GHB)は1953年、The Act Government
Housing Bank BE2496の法律によって第9世プミポン国王の時代に
設立されました。
タイ財務省下の国営銀行として、住宅購入を希望するタイ国民に
財政的支援を提供することを目的に住宅金融支援を行うための
銀行業務を展開しています。