インドネシア最大手、バンク・マンディリは外貨定期預金に優遇利率を導入【インドネシア:金融】

インドネシアの最大手金融機関である国営バンク・マンディリ:
マンディリ銀行(BMRI)は、外貨定期預金に優遇利率を適用する
ことを決定しています。

インドネシア輸出業者の多くは国内より高利率で金融商品の種類が
豊富な海外銀行に資金を預けているため、海外資金を国内に
呼び戻すための戦略としています。

隣国、シンガポールにある金融機関にはおよそ500億ドル以上の
インドネシア個人や企業の資産が預けられていて、
マンディリ銀行としてシンガポールに支店を作り同国での
資産運用事業を開始します。

バンク・マンディリ(BMRI):マンディリ銀行は1998年に
アジア通貨危機で経営難に陥った4銀行が合併し設立されました。
インドネシア経済回復の波に乗り、好採算の企業向け融資で急速に
事業を拡大してきました。

インドネシア最大の銀行グループで、融資対象は大企業から
低所得者向けのマイクロクレジット(小口貸出)、
住宅ローンやオートローンなどの個人向けまで広範に貸出を
行っています。
内訳としては大企業向け40%、中堅企業向け26%、
中小企業向け10%、マイクロクレジット9%、
個人向け15%などに分散された融資を実施しています。

2017年業績は総資産1124兆9827億ルピア、
売上79兆9162億ルピア、純利益20兆6396億ルピアでした。
2017年末の融資残高は5年前と比べ、
2倍弱の729兆5000億ルピアでした。