マレーシア系のCIMBタイ銀行は資本増強【タイ:金融・銀行】

マレーシアのCIMB Group Holding Bhd傘下でタイの
中堅金融機関のCIMBタイ銀行(CIMBT)は、39億5000万バーツの
資本再投入を余儀なくされ、貸倒引当金を追加設定する予定です。
そのため2018年末までに不良債権比率が100%に上昇すると
予想しています。

CIMBタイ銀行(CIMBT)は借入比率を上げるために、
60億バーツの減損費用を抱え、不良債権(NPL)比率を
2018年末までに5%以下に抑えることを目標としています。

同銀行は2018年6月末の不良債権比率が5.8%、
カバレッジ・レシオが93.2%でした。
そのため既存株主に向けて、保有する20株ごとに3株の
新規株式を0.87バーツで購入することができる新規発行株式
45.4億株を割り当てることで39.5億バーツを調達すると
発表しました。

同銀行の登録資本金は151億バーツから174億バーツに
増加すると予想されています。
資本金の追加投資後、同銀行が持つティア1資産は13.6%から
14.4%と増加します。

同銀行は2018年上半期の営業利益が7%増加したことを
受けて、2018年通年は営業利益が2017年を上回ると
予想しています。
その後、収益性は2019年から改善されるとしています。

CIMBタイ銀行(CIMBT)はフルバンキングサービスを
提供する銀行です。
2017年業績は総資産3006億バーツ、
純利益3億8400万バーツでした。
本社はマレーシアにあり、マレーシア国内でマラヤンバンキングに
続く第2位の金融グループです。
1924年に誕生し、マレーシア証券取引所に上場しています。
東南アジア地域での展開に強い金融機関です。