タイREITの不動産投資に関する流れ【タイ:不動産開発】

タイREITは、2014年にProperty Funds for Public Offering
(PFPO)制度に代わるものとして導入され、タイの不動産業界において
ますます重要な役割を果たしています。
タイのREIT時価総額は200万平米に対し850億バーツに達しました。

しかし、タイREITは本当に不動産ファンドよりも優れた投資手段か
どうか、といった未解決の部分も残っています。

英国系不動産コンサルタントのJLLでは、REITとPFPO両者の
不動産投資媒体のパフォーマンスにも焦点を当て、主要な長所と
短所の比較分析を行っています。

REITでは発行済株式総数の15%は最低基準として流動性を
必要としています。
ギアリング・レシオ(金融機関からの借入比率)が高く、
投資ファンドよりも幅広い投資対象資産クラスを
提供しています。

REITのガイドラインでは評価/資産価格設定とガバナンスに
関してもより厳格となっています。
不動産ファンドPFPOの取得価格は評価された値よりも10%高く
することが出来ますが、REITは評価額の5%以下に
制限されています。

ガバナンスの面では、REITは年1回の株主総会を開催する
必要がありますが、不動産ファンドPFPOはそうではありません。

開示される情報の量や詳細についてそれほど違いはありません。
トレーディング業績REITの平均ギアリング率は20%ですが、
不動産ファンドPFPOの平均ギアリングは規制率10%を大きく
下回る5%以下となっています。

時価総額および取引流動性の高いREITは取引増加する傾向が
ありますが、通常は厳しい利回りで資金を調達します。
2億~6億USドルの時価総額では、不動産ファンドPFPOの
平均6.2%に対し、REITは平均5.6%の配当利回りで
取引されています。

潜在的にタイ証券取引所市場では、REITが利益を増やす可能性の
ある資産として期待されています。