フィリピン不動産大手、センチュリー・プロパティーズはクラーク都市開発【フィリピン：不動産】
フィリピン国内の不動産大手、センチュリー・プロパティーズ・
グループ(CPG)は、首都マニラの北部に位置する再開発地域
クラーク・グローバル・シティの都市開発に向けて不動産市場で
影響力のあるDennis Uy氏のGlobal Gateway Development
Corp社と合弁会社を設立すると発表しました。
177ヘクタールのClark Global Cityで、合弁会社が
2.6ヘクタールに住宅と商業用複合施設を建設することを目的に
署名を交わしています。
センチュリー・プロパティーズ・グループ(CPG)は
フィリピン国内不動産開発・管理の大手企業です。
同社は元中国大使のホセ・アントニオ氏が1983年に創業し、
フィリピン証券市場に上場を果たしました。
2017年業績は売上74億9000万ペソ、
純利益6億3000万ペソでした。
同社はオフィスビルやコンドミニアム、ゴルフ場や病院の
開発なども手掛けていて、過去にはパシフィックスター
ビルディング、リビエラゴルフ＆カントリークラブ、
アジアンホスピタル・メディカルスイーツなど
40以上の大型プロジェクトを建設・開発しています。
2018年には三菱商事と共同でフィリピン国内の新興中間層向け
住宅デベロッパーを設立する合弁契約書を締結しています。
今後毎年3～5件の新規開発プロジェクトを立ち上げることで、
10年以内に年間10,000戸供給することを目指します。
出資比率は三菱商事40％、Century社60％です。
この記事へのコメントはありません。