タイ発電公社は9つのダムでハイブリッド発電を目指す【タイ:エネルギー・電力】

タイ発電公社(EGAT)は、タイ全国9つのダムにおける
フローティングソーラー発電への大規模な投資計画を
承認するようタイ政府に期待しています。

同プロジェクトは水力と太陽光を利用した
世界最大のハイブリッド発電方式になる計画です。

試験的な発電場所はウボンラーチャターニー県にある
シリントーン水力発電所とSirindhornダムで、
EGATが45MW容量を持つフローティングソーラーパネルを
設置しています。
開発コストは20億バーツとしています。

発電所開発・再生可能エネルギーを担当するEGAT副総裁、
Thepparat Theppitak氏は、内閣が巨大プロジェクトを
承認した後に、EGATは民間企業に建設・エンジニアリング、
調達契約の締結を求めるとしています。

2018年~2037年の国家電力開発計画(PDP2018)のもとでは、
タイ政府は地元企業に発電事業オークション参加を
奨励したいと考えていますが、水力発電と太陽光発電の
ハイブリッドプロジェクトは国際入札の対象となると
しています。

背景にはソーラーパネルフロート供給企業がタイ国内では
限られているため、技術力を持つ外国企業を集める必要が
あるとしています。
また、発電された電力の固定買取価格(FIT)はkWh
(キロワット時)あたり2.44バーツ以下を目指します。

新しいPDP2018では、総発電容量2,725MWの水力・
太陽光ハイブリッド発電プロジェクトを目指しています。

EGATではSirindhornダム(ウボンラーチャターニー県)、
Ubol Ratanaダム(コンケン県)、Bhumibolダム(ターク県)、
Srinakarinダム(カンチャナブリ県)、Vajiralongkornダム
(カンチャナブリ県)、Chulabhornダム(チャイヤプーム県)、
Bang Langダム(パタニー県)、Ratchapraphaダム
(スラタニ県)、Sirikitダム(ウタラディット県)など9つの
ダムすべてに投資する人的資源および関連インフラを
準備しています。
9つのダムで2037年までに2,725MWを送電網に供給することが
期待されています。

EGATによる発電量は前回のPDP2015内容34%から、
24%に減少する見通しです。
EGATでは今後、家庭用太陽電池パネルやピアツーピア配電などの
再生可能エネルギーにおける将来のビジネストレンドに
対応するため、国の発電システム管理者になる準備をしていく
方針です。