PTT石油開発は、マーフィ・オイル・コープのマレーシア権益を買収したい計画 【タイ:エネルギー・石油】

タイ国営石油(PTT)傘下のPTT石油開発(PTTEP)は、
東南アジアでの長期的成長を強化するため、
マーフィ・オイル・コープ社の持つマレーシア権益を
21億ドル(672億バーツ)で買収したことを発表しています。

買収は同社子会社であるPTTEP HK Offshore Ltdを通じて
行われました。
マーフィ・オイル・コープ社が保有する、マレーシアの
サバ州とサラワク州における5つの石油探査および
生産プロジェクトが含まれています。

PTTEP社の最高経営責任者Phongsthorn Thavisin氏は、
買収はPTTEPの短期および長期の成長にとって非常に
重要であり、当社事業を戦略計画に沿って強化すると
コメントしています。

今回の買収によって純販売量は1日当たり48,000バレル:
原油換算日量バレル(boe/d)まで増加すると
期待されています。

PTT石油開発(PTTEP)は、タイの大手石油開発・採掘企業です。
2018年業績は売上1769億4300万バーツ、
純利益362億600万バーツでした。

マーフィ・オイル・コープのマレーシア石油・天然ガス資産の
売却入札には三菱商事などの日系企業も応札していました。
また、インド国営の石油ガス公社、オイル・インディアなども
入札参加準備を進めていました。

マーフィ・オイル・コープが保有するマレーシア資産の
権益30%について入札を実施すると報じられた際、
資産価値は25億ドル程度と見られていました。

マーフィ・オイル・コープ社は米アーカンソー州に本社を
置き、マレーシア、ベトナム、インドネシア、ブルネイ、
オーストラリアなどの油田・ガス田権益を保有しています。