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フレーザーズ・プロパティはPGIMリアルエステートのファンド出資比率引上げ【シンガポール:不動産開発】

シンガポール証券取引所(SGX)上場の不動産開発企業
フレーザーズ・プロパティ(TQ5:Fraser)では、
出資先のPGIM Real Estate AsiaRetail Fund
(PGIMリアルエステートアジアリテールファンド)の
出資比率を引き上げるとしています。

これまでの保有率29.9%から、47.8%まで引き上げるとし、
その費用に6億150万Sドルを投じます。
これにより出資完了後は5億1100万Sドル以上の収益が
得られるとしています。

PGIM Real Estate AsiaRetail Fundは原則的に
シンガポール国内郊外の商業不動産に投資する
投資ファンドです。
国内の不動産開発サイクルとして、今の時期が郊外での
商業不動産開発投資に良いタイミングであると判断し、
出資比率を引き上げました。

同ファンドはシンガポール国内非上場型の投資信託としては
最大規模のファンドです。
6つの大きな商業施設不動産Tiong Bahru Plaza、White Sands、
Liang Court、Hougang Mall、Century Square、Tampines 1を
保有しています。
また、シンガポール国内オフィス不動産Central Plazaも
保有しています。

マレーシアでは4つの商業モールを保有しています。
資産運用管理はプルデンシャル・ファイナンシャル社が
行っています。

フレーザーズ・プロパティはタイビバレッジ・グループ傘下の
不動産企業です。
住宅、商業、ホスピタリティ、および工業用不動産の開発に
従事し、シンガポール、オーストラリア、ホスピタリティ、
および国際ビジネスを展開しています。

フレーザーズ・プロパティのホスピタリティ事業は
ホテルおよびサービスアパートメントの所有・管理・運営が
含まれています。

同社は1963年12月14日に設立されシンガポールに本社を
置いています。
2018年の業績は売上43億5000万Sドル、
純利益6億8000万Sドルでした。

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