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トヨタ自動車はミャンマーでピックアップトラックを生産する計画【ミャンマー:自動車】

トヨタ自動車は、2021年2月からミャンマー国内で
自動車組立工場を建設し、ピックアップトラックの
ブランド「ハイラックス」を生産すると発表しました。

ミャンマーでToyota Myanmar Coを設立し、組み立て工場は
ヤンゴン郊外のティラワ特別工業団地にて建設予定です。
5260万USドルの工場費用・投資を行うとしています。

ミャンマー国内の急速な経済成長を背景に新車の需要が
高まる中で、130名の従業員を雇用し、年間約2,500台の
Hiluxピックップトラックを製造する計画です。

ミャンマー自動車協会によると、東南アジア新興国の
1つであるミャンマーは人口約5,300万人を抱え、
2018年の新車販売台数は前年比200%以上の
17,500台でした。
ミャンマーでは中古車の輸入規制が厳しくなったため、
新車需要が高まっています。

2019年現在、トヨタ自動車ではミャンマー国内販売向けに
完成車を輸出していますが、同国自動車市場のさらなる
拡大のために地元生産を決定したとしています。

ミャンマーではテインセイン政権下での経済開放以降も
中古車が90%以上を占めていて、新車市場は年間数千台しか
ありませんでした。
タイ(103万台)やインドネシア(115万台)などと
比較すると極めて小規模な市場でしたが、ミャンマー政府が
2017年に中古車輸入を実質的に規制したことをきっかけに、
新車販売が直近の2018年は前年度から倍以上伸び、
1万7500台を突破しました。
スズキ、トヨタ、KIA、フォードなどが市場シェアを
占めています。

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