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携帯電話販社のTWZが電気自動車(EV)市場へ参入【タイ:電気自動車(EV)】

携帯電話販売会社でタイ証券取引所に上場している
TWZコーポレーションTWZ Corporation(TWZ)が新規事業として
電気自動車(EV)市場へ参入し、EV輸入を行うと発表しています。

TWZ社ではタイ国内EV市場の可能性を研究調査していて、
中国の力帆集団Lifan Group、東風汽車集団Dongfeng Motors
などと交渉中としています。

TWZ社のEV事業への支出は1億バーツ以下になる計画で、
輸入業者および配給業者としてタイで展開し、
EV利用顧客に向けて充電サービスとモバイルアプリを
提供することを計画しています。

2019年時点ではまだ高価格の電気自動車ですが、
今後、タイ政府がいくつかの大都市圏でガソリン車使用を
禁止するような流れとなれば、将来的にはEV価格は下がる
可能性があります。

同社のEV事業計画は2017年に発表された再生可能エネルギー
事業への参入と一致しています。
同社ではアユタヤ県において3MWの廃棄物発電所を開発し、
子会社Gear 2 Coを介して1日200トンの廃棄物処理を
行っています。
また、6億バーツを投じて2019年までにプラズマ廃棄物用の
廃棄物発電所の運転を開始します。

同社の2018年業績は売上35億2000万バーツ、
純利益6300万バーツでした。
2019年は総売上が前年比6%増になり、
35億バーツを予想しています。

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