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タイの政党に関して、タイ誇り党【タイ:政治】

東北部の県民の支持基盤を持つ「タイ誇り党:Bhumjaithai
Party」は原語表記から「プームチャイタイ党Bhumjaithai
Party」と表記されることもあります。

2008年にタイ憲法裁判所が「中道主義党」に対し
党ぐるみの選挙違反で解党を命令する判決を下したため、
事実上その後継となった政党です。

2008年9月タクシン元首相の義弟ソムチャイ氏が首相に
就任後、2008年11月に反タクシン派がスワンナプームと
ドンムアン空港の2空港を占拠。
2008年12月に憲法裁判所が、タクシン派政党に解党判決を
出しました。
その後、当時の最大野党であった民主党アピシット氏が
首相に就任しました。

同党を継続させるため、新しく誕生したタクシン派の
「タイ貢献党」には参加せず、民主党主導のアピシット・
ウェーチャチーワ連立政権樹立の立役者となった
ネウィン・チットチョープ率いるグループが合流しました。

同党の政策は旧タイ愛国党以来のポピュリズムであるものの、
党創設時にタクシン派から民主党陣営に寝返った経緯から、
タイ貢献党との関係は良くないとされています。

2011年の下院総選挙では34議席を獲得し第3党となりましたが、
タイ貢献党中心のインラック・シナワトラ政権に加わることは
できず、野党となりました。
2019年3月の総選挙では51議席を獲得し第5党となっています。

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