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タイのカフェチェーン大手企業(2):ザ・コーヒービーン&ティーリーフ、ブレッドトーク、S&Pレストラン、ブラックキャニオン【タイ:飲食市場】

ザ・コーヒービーン&ティーリーフは高級カフェとして
タイ国内で22店舗を展開しています。
同ブランド店舗は日本でも展開中です。
カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソなど
コーヒー飲料のほか、様々なお茶メニューを
用意しています。
タイ国内での運営企業はタイ証券取引所上場企業フード・
キャピタルズ(FC)社です。

フード・キャピタルズ(FC)社はタイとカンボジアの
Domino’s Pizza、タイのCoffee Bean & Tea Leaf、
タイ国内韓国料理チェーンのKyochon、その他ミャンマー、
ラオス、カンボジアなどでフランチャイズ運営をしています。
また、アジア各地のRed Planet Hotelsも運営しています。
2018年業績は売上7億4700万バーツ、純利益-5億400万バーツ
と苦戦しています。

2000年にシンガポールで設立されたブレッドトーク・グループ・
リミテッド(SGX:5DA)は、シンガポール証券取引所(SGX)
上場企業で飲食業をチェーン展開しています。
子会社のBreadTalk Pte Ltd,を通じ、BreadTalkブランドの
ベーカリーカフェをタイではマイナー・グループ
(外食チェーンとホテル経営大手)との合弁事業で
展開しています。
BreadTalkはシンガポール、インドネシアで強いブランドです。
タイ国内法人BTM(Thailand)Co., Ltd.の業績は
売上6億1223万バーツ、純利益1515万バーツでした。

タイ国内で展開するS&PシンジケートはS&Pレストランチェーンを
所有・運営しています。
同社はカフェチェーンブランド「Blue Cup」を展開し、
S&Pブランドのパン・菓子類と缶詰製品なども生産・
販売しています。

1973年にスクンビット23にアイスクリームパーラーを
スタートしたのがはじまりで、タイ全土に約450店舗の
S&Pレストランなどを展開、また冷凍食品の製造販売や
ケータリングサービスなど多角経営しています。

2012年には日本の和食・とんかつ料理で有名な「まい泉」が
S&Pシンジケート社と提携しタイ進出しています。
まい泉では初めての海外進出となり、FC契約期間は10年、
2013年以降3~5店舗のペースで店舗を増加させていく
計画です。
S&Pでは豆腐・湯葉の和食レストラン「梅の花」とも提携を
発表しています。

ブラックキャニオン(タイランド)は1993年に専門の
コーヒーハウスを運営するために設立された企業です。
タイ料理とコーヒー飲料、その他インターナショナル料理を
提供しています。
同社ビジョンは、タイおよびアジア地域最大のコーヒー・
食品専門小売業に成長し、サービスの品質と価値を維持し
メニュー提供すること、としています。
ブラックキャニオンはタイでダイレクト店舗、
その他の国ではフランチャイズ加盟店によって所有・
運営されています。

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