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サハコール・エクイップメントはミャンマーでの鉱山開発で売上増を期待【タイ:鉱山】

タイ証券取引所に上場している鉱山開発請負企業の
サハコール・エクイップメント(SQ)は、
2019年の売上が270億バーツになる見通しです。

2018年の業績は売上36億2400万バーツ、
純利益-2億8400万バーツでした。
ミャンマーでの鉱山プロジェクトからは、
28年間のコンセッションを通じ売上高270億バーツ
(約947億円)が発生する見込みです。

サハコール・エクイップメント(SQ)社はミャンマーの
パートナーであるGolden Lake社と、シャン州のマイコット炭鉱
を共同で操業・開発することに合意しました。

両社はサハコール・エクイップメント(SQ)社が70%、
Golden Lake社が30%を保有する合弁会社Mai Khot Coalを
設立するために3億バーツを投資しました。

この鉱山の収入目標のうち、合弁企業からの石炭販売は
220億バーツを超えると見られています。
また、サハコール・エクイップメント(SQ)社による
第一段階の石炭採掘事業からの収入は50億バーツになる
見込みです。

同社は次の段階で、ミャンマーのマイコット炭鉱近くに
石炭火力発電所(600MW)を開発するための事業化調査も
開始しました。
2019年までに結論を出すとしています。
シャン州は工業投資や貿易などが拡大し経済成長の
可能性が高い一方、まだ主な発電所がないため新たな
発電所の需要があるとしています。

マイコット炭鉱はサハコール・エクイップメント
(SQ)社にとってミャンマー初の鉱山開発プロジェクトです。
同社はタイとラオスで鉱山開発請負業者として
活動しており、34年間にわたり鉱業サービスの経験が
あります。
進行中のプロジェクトにはタイ・ランパーンの
メイモー鉱山とラオスのシャヤブリのホンサ鉱山が
あります。

同社は1970年に全国各地のインフラ改善を行う
国家政策を支援するため、土木建設会社として
Sirison Familyにより設立されました。
以降、多くの主要道路建設に携わり、鉱山事業も
手掛けるようになりました。

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