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タイの建設大手シノタイ・エンジニアリングは2019年増収の見通し【タイ:ゼネコン・建設】

タイ証券取引所一部市場(SET)に上場している建設大手企業
シノタイ・エンジニアリング&コンストラクション(STEC)社
では、2019年売上予測が300億~320億バーツ(前年比14%増)
になる見通しを発表しています。

2018年業績は売上280億バーツ、純利益16億1600万バーツでした。

同社はバンコク北部にあるBTSモーチット駅周辺で、
11ライ(1ライ=1600平米)の不動産でツインオフィス
タワーを開発するために77億9000万バーツを費やす予定です。

Mo Chit Complex(モーチット・コンプレックス)という
名称のオフィスレンタルプロジェクトであり、36階建て・
地下3階のツインタワーと屋上庭園となる連絡通路で
構成されます。
これらの施設はBTS駅にスカイウォークで直結する計画です。

同敷地の不動産所有者は、タイ証券取引所に上場している
ユーシティU City(U)の完全子会社Mo Chit Land Co Ltdです。
U City(U)社はBTSグループ・ホールディングス(BTS)の子会社です。

シノタイ・エンジニアリング&コンストラクション(STEC)の
取締役会では、2019年4月にMo Chit Land社
(旧BTS Assets Coとして知られる)の全株式を取得に
合意し、Mo Chit Land社の2955万株を1株当たり額面
27.25バーツで購入しました。

同社の建設受注残高は1000億バーツに達し、
今後も700億~800億バーツ相当のインフラ事業入札結果を
待っています。

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