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食品デリバリーサービスアプリ市場はタイ国内で350億バーツ規模と推定【タイ:ITサービス】

携帯電話・スマートフォンで利用する食品デリバリー
サービスアプリ市場は、タイ国内では350億バーツ規模と
推定されています。

タイ国内では同市場の競争が激化するにつれて、
利用顧客を引き付けサービス強化するために各社が
値下げ戦略、瞬間的なマーケティング戦略、
共有キッチンモデルなどに着手しています。

カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンターによると、
タイの食品配送市場価値は2019年330億~350億バーツに
達し、前年より15%増加すると予想されています。
同市場はタイ国内外食レストラン市場の8%を
占めています。

同市場では2019年時点で激しい競争があり、
顧客を引き付けるために配送料値下げなどが
行われています。

同市場大手「ラインマン」では、料金が距離に
比例していた以前のシステムとは対照的に
6㎞以内29バーツの定額料金へ切り替えました。

また同社ではより多くの注文を集めるために、
特定期間に特別メニューなどを提供する
「瞬間マーケティング」戦術を開始しました。
例えば8月12日(タイの母の日)では、
注文は通常の日と比べて170%増加しました。

「LINE MAN」の2019年1月時点ユーザー数は
150万人ですが、「LINE」ユーザー数4400万人と
比べると、はるかに少ない会員数です。

LINE MANでは2020年までに主要都市の25%を
カバーする予定です。
2019年7月時点でバンコク都、サムットプラカン県、
ノンタブリー県の約50,000のレストランが
参加しており、さらにパタヤにある3,000店が
同社配送サービスに加わりました。

Grab Thailandは「GrabFood Walk」のソフトローンチを
行ったと発表しています。
配達員は1キロ圏内のレストラン店舗まで歩いていき、
車両(バイクや車)を保有しない配達員へも配達料などの
収入を得る機会を提供します。

また、Grab Thailandはレストランが共有の調理スペースで
準備できるようにする「クラウドキッチン」を提供し、
作りたての食事と迅速な配達提供を計画しています。

2019年最初の4か月間で「GrabFood」には400万件の
注文があり、前年同期の300万件と比較し、
大きく伸びています。

インドネシアのGoJekが運営する「Get」では、
タイ国内のオンラインフードデリバリーサービスは
非常に競争が激しいとコメントしています。
原因として配達料金と食品価格の割引が増加している
ことを挙げています。

2020年までには、タイ国内オンラインフードデリバリー
市場が外食市場の10%を占めると見積もっています。
2019年時点では2~5%としています。

また、「フードパンダ」は2019年1月に独自のクラウド
キッチンプロジェクトを開始しました。
「Krua by Foodpanda」はタイ国内外食レストラン市場の
需要に応え、レストランパートナーのビジネスチャンスを
高めることを目的としています。

バンコク都内のソイ・オンヌット(Sukhumvit Soi 77)に
あるthe Curve Neighborhood Centerの中に
人気レストラン7店を集めました。
バンコク北部地域では消費者の需要とレストラン数が
多く、フードパンダの顧客により多くの選択肢を
もたらすとしています。
同社はバンコク都内でさらにこのクラウドキッチンを
増やしていく計画です。

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