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インドネシア国営企業のポス・インドネシア、企業解説【インドネシア:物流】

ポス・インドネシアは、インドネシア国内で郵便・ロジスティクス、
金融サービスを提供する国営郵便会社です。
1995年に法人化され、2019年時点で11の地域部門を
運営しています。

同社は2019年9月から顧客が金融取引サービスに
アクセスできるモバイルサービス「Pos Giro」を開始しました。
電気代、電話代、様々な税金、金融機関への支払い、ローンなど
多様な金融取引を行うことができるとしています。

インドネシアにおける郵便事業の歴史はオランダ領時代の
1746年から始まりました。
インドネシアは1945年に独立し、郵便および電気通信事業は
1961年に政府機関から国営会社PN Post and Telecommunications
が手掛けるようになりました。

1965年に電気通信業務が分離され、郵便や郵便振替などの
業務を行う事業体としてPN Post and Giroが設立され、
その後公社化を経て1995年にPT Pos Indonesiaの社名で
株式会社化しました。

Pos Indonesiaはインドネシア全国に11の地域部門を
展開しており、それぞれが複数の州をカバーしています。
全国に約3,700の郵便局があり、3,190の郵便局が
ウェスタンユニオンと協力して送金サービスを
提供しています。

(Region:地域)
リージョンI(メダン支部):アチェ、北スマトラ
リージョンII(パダン支店):リアウ、リアウ諸島、
西スマトラ
リージョンIII(パレンバン支店):ベンクル、ジャンビ、
南スマトラ、バンカビリトン諸島、ランプン
リージョンIV(ジャカルタ支店):バンテン、ジャカルタ、
西ジャワ
リージョンV(バンドン支店):バンテン、西ジャワ
リージョンVI(スマラン支店):中部ジャワ、
ジョグジャカルタ
リージョンVII(スラバヤ支店):東ジャワ
リージョンVIII(デンパサール支店):バリ島、
西ヌサトゥンガラ、東ヌサトゥンガラ
リージョンIX(バンジャルバル支店):西カリマンタン、
中央カリマンタン、東カリマンタン、南カリマンタン
リージョンX(マカッサル支部):北スラウェシ、ゴロンタロ、
中央スラウェシ、西スラウェシ、南スラウェシ、南東スラウェシ
リージョンXI(ジャヤプラ支店):北マルク、マルク、西パプア、
パプア

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