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フィリピン大手企業の海外進出に関して【フィリピン:複合企業】

フィリピンは安価な労働力の主要な供給源として
経済成長してきました。
しかし近年、フィリピン企業は着実に成長する経済と
人口1億人以上の中にいる大部分の若者を中心に、活気ある
消費市場として評価されています。

フィリピン大手各社はグローバル規模ではないにしても
国内市場で競争するのに十分なほど大きく成長しています。
過去30年間でこれらフィリピン大企業はより事業を拡大し、
資本やノウハウの輸出国にもなりつつあります。

フィリピンの企業の多くには、中華系企業が
一部関係しています。
彼らは複数の地域・市場で事業を運営し、さまざまな
政府管轄区域の規制当局と取引し、外国のカウンターパートと
協力してきたという貴重な経験を積んでいるため、
グローバル化を目指している他の地元企業の道を切り開くのに
役立っています。

PwC/Isla Lipanaがフィリピン企業に対して行った2017年の
調査に基づくと、フィリピン企業最高経営責任者の45%が、
海外展開・特に東南アジア市場への進出に熱心であると
しています。

SMプライム・ホールディングス社はフィリピン国内の最大手
商業施設運営企業です。
同社はフィリピンにショッピングモール帝国を築いた後、
中国本土にもショップを設立しています。
同社グループの戦略は、最大人口の都市に進出するのではなく
第3層の都市をターゲットにすることです。

中国最初のSMモールは2001年に福建省廈門市
(人口160万人)にオープンしました。
Syファミリーが所有しています。
総床面積は128,000平方mで、SM City Sta. Mesaと
ほぼ同じ大きさでした。
2007年までに中国では広州晋江市、四川省成都にモールを
開業しています。

2019年時点でSMプライムにはフィリピンに72、中国に7の
ショッピングモールがあります。
中国のモールは、3つの都市に加え山東省シ博市(淄博市)、
重慶市、天津市、蘇州市に展開しています。

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