フィリピン大手鉄鋼製造スチール・アジア社、企業解説【フィリピン:鉄鋼・スチール】
フィリピンの鉄鋼最大手スチール・アジア(未上場)は
フィリピン国内の大手鉄鋼メーカーです。
1965年Benito Yao氏とGo Kim Pah氏が設立し、
1980年代後半に後継者Benjamin Yao氏のリーダーシップの
もとで同社はフィリピン鉄鋼業界の成長と共に製造能力拡大と
近代化に着手しました。
1994年フィリピンで最初の鋼棒圧延工場を設立する
プロジェクトが開始されました。
スチール・アジアは2023年までの6年間に800億ペソ
(約1,640億円)を投じ、生産能力を増強すると
発表しています。
インフラ整備や工業分野で使用される形鋼・線材の工場を
国内で初めて設置します。
同社は㏄フィリピン国内ブラカン、バタンガス、セブ、
ミンダナオ地方の東ミサミス各州とダバオ市の5カ所で
計6箇所の圧延機を操業しています。
2023年までの拡張計画完了後の年産能力は、鉄鋼最終製品が
700万トン、ビレットやブルームなどの中間素材が
430万トンに拡大する見通しです。
同社は2018年にフィリピン証券取引所(PSE)への
新規上場検討を発表しており、数年以内に上場を
予定しています。
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