ティプコ・アスファルトは2019年の販売量を上方修正【タイ:製造】
タイ最大のアスファルトメーカーである
ティプコ・アスファルト(TASCO)は2019年の
販売量を220万トンと予想しています。
アジア全体の道路開発が加速するにつれて、
前回予想の推定190万トンから上方修正しています。
ティプコ・アスファルト(TASCO)社のマネージング
ディレクターChaiwat Srivalwat氏は、2019年販売量は
2018年の154万トンから36%増加するとコメントしています。
東南アジア各国では道路整備が進みインフラ改善され、
中国、インドネシア、ベトナムなどで新しい道路施設が
拡大しています。
タイ国内でのアスファルト需要は洪水による道路改善
プログラムによって推進されました。
2020年のアスファルト販売量は200万トンになると
予想しています。
タイ国内販売量は全体の17%を占め、83%は中国、マレーシア、
ベトナム、インドネシア、オーストラリアからのものです。
アスファルト価格は、サワーグレード原油の需要減少と
アスファルトの供給不足のために上昇する可能性があります。
世界の動向ではアジア最大のアスファルト生産国の
1つである韓国が、国際海事機関(IMO)により
義務付けられている硫黄含有量の低減に関する
新しいマリンオイル基準に準拠するために製造工場の
改修を実施するため、世界でのアスファルトの供給が
減少すると予想しています。
ティプコ・アスファルト(TASCO)社の2018年業績は
売上279億6200万バーツ、純利益5億6400万バーツでした。
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