2022年6月時点でパンデミックが3年目に入るにつれ、
タイのホテル部門は疲労の兆候を示しています。
プーケットを拠点とするコンサルタント会社C9Hotelworks社によると、
新しいホテル開発の73％以上が休眠状態にあるか保留になっています。

世界の不安定な市場と不透明な将来の見通しにより、
ホテルオーナーや投資家は「恐怖の要因」に苦しんでいます。
およそ33のホテル、8,616室のホテルが未知の未来に直面しています。

タイ国内は上場企業ホテルチェーンが多数あります。

マイナー・インターナショナル(MINT)
売上762億1100万バーツ、純利益－131億6600万バーツ

セントラルプラザ・ホテル(CENTEL)2022年業績は
売上116億3500万バーツ、純利益－17億3300万バーツ

エラワン・グループ(ERW)2022年業績は
売上16億4100万バーツ、純利益－20億5000万バーツ

ドゥシタニ(DUSIT)2022年業績は
売上26億6100万バーツ、純利益－10億1100万バーツ

2019年にプーケット空港に900万人以上の乗客が到着しましたが、
2021年には90万人強にまで下落しました。
プーケット島(プーケット県)では、
早期にサンドボックス観光再入国プログラムを実施しました。

しかし、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどの
他のアセアン地域国が検疫なしの旅行を展開している中で、
タイはTest&Goプロセスなどを採用し、
まだ競争の激しい状況にとどまっています。

プーケットの観光依存型経済は、
パンデミックの最初の2年間は生き残ったものの、
2022年以降の残り期間はホテル売出しが急速に拡大しています。