中国のゼロコロナ政策の影響もあり、プーケットのコンドミニアム市場における
外国人購入者トップは、ロシア人が中国人を追い抜いています。
2022年第1四半期の合計が2021年全体を上回りました。

不動産コンサルタントのナイトフランク・タイランドは
2022年上半期のプーケットのコンドミニアム市場は、
外国の購買力、特にロシア人に牽引されて上昇傾向にあると述べました。
しかし、プーケットの全体的なコンドミニアム市場は
回復するのに時間がかかると思われます。

これまでプーケットのコンドミニアム市場で最大の買い手は中国人でしたが、
中国の渡航制限と国際送金の制限により、ほぼ完全に姿を消したとしています。

タイ不動産情報センターによると、ロシア人は2022年の第1四半期に
プーケットでコンドミニアムの移転を行ったトップの国籍であり、
74ユニットが2億4500万バーツで販売されました。
この数は、2021年の中国国籍66ユニット購入と、
2021年のロシア国籍54ユニット購入の両方を上回りました。

プーケットのコンドミニアム市場は、観光業の減速が深刻な影響を及ぼし、
地域経済にも影響を及ぼしたため非常に低迷しました。
2021年7月にプーケットサンドボックスが導入された後、
観光客や外国人バイヤーが戻ってきましたが、
一部の活動制限により、プーケット経済は完全には回復しませんでした。

ナイトフランク社によると、プーケットのコンドミニアム供給は
2021年末で合計26,068ユニットであり、新規供給は開始されませんでした。
このうち78％、20,376台が成約・販売されました。

プーケットのコンドミニアムの平均希望価格は見解によって異なりますが、
海の見えるユニットの平均販売価格は
1平米あたり196,015バーツで、1.6％上昇しました。
部分的に海の景色を望むユニットの平均価格は
1平米あたり97,541バーツで、2020年から2.2％下落しました。
海が見えないコンドミニアムは、
1平米あたり76,526バーツと安価で、2020年から0.45％上昇しました。