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タイのセントラル・パタナー(CPN)は首都と地方で大型投資【タイ:商業不動産開発】

people in mall near escalators

セントラル・パタナー社(CPN)は、バンコク都内、ノンタブリー県、コンケン県での新しいショッピングモールの開設を含む5年間の投資戦略に1200億バーツを割り当てています。
2025年に開始予定の小売プロジェクトには、2025年3月にオープン予定のMarket Place Theprak community mall、2025年8月のCentral Park and Central Park Offices、2025年10月のCentral Krabiが含まれます。
同社は年末までに全事業分野で135件のプロジェクトを実施し、候補地44か所のうち30か所が複合用途プロジェクトになると予想しています。

同社は2026年に、バンコク都内のパホンヨーティン地区の大規模プロジェクト「ザ・セントラルThe Central」、ノンタブリーの「セントラル・ノースビルCentral Northville」、そして「セントラル・コンケン・キャンパスCentral Khonkaen Campus」という3つの新プロジェクトを発表する予定です。
CPNは、ラーマ1世通り、ラーマ9世通り、プルンチット通りなどの有名地域での主要プロジェクトにより商業施設市場での存在感を拡大し続けています。

「ザ・セントラルThe Central」は、パホンヨーティン地区の49ライ(1ライ=1600平米)7.8万平米に立地し、小売スペース46万平米を有する複合用途プロジェクトです。
第一段階は200億バーツを投資したショッピングモールから構成されます。
同社はこのショッピングモールがバンコク北部の集客エリアからの新たな需要を引き付ける玄関口となることを望んでいます。
同ショッピングモールは2026年第4四半期にオープンする予定で、同社はタイ市場における世界的なブランドの旗艦店を擁するセントラル・ワールドのようなランドマークとなることを期待しています。

複合用途のセントラル・コンケン・キャンパスはコンケン県における2番目のセントラル物件となります。
コンケン大学とSrinagarind病院の近くに位置するこの開発は、30ライ(4.8万平米)の土地、小売エリアは67,000平方メートルです。
2026年第2四半期に予定されているコンケンのプロジェクトには、コンドミニアム(30億バーツの投資)と北東部初の「GO!Hotel」が組み込まれています。

セントラル・ノースビルはノンタブリー最大の複合開発となる予定で、旧セントラル・ラタナティベットの跡地に位置し、59ライ(9.4万平米)に及び、21万平米の小売スペースを有し、2026年第2四半期にオープンする予定です。

セントラルパタナー(CPN)の2024年度業績は、売上538億4900万バーツ、純利益167億2900万バーツでした。

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