タイの工業連盟ではアユタヤ県でおよそ10万人規模で失業者が出る可能性がある
としています。
メインの就業人口を支える工業団地が、ほぼ浸水していて復旧には最低で3ヶ月
復旧に時間のかかる長い工場によっては6ヶ月以上を見ています。

アユタヤ県では賃上げの実施の延期や復興への補助金支援などをタイ政府へ
要求しています。
アユタヤ県では中小合わせておよそ2150の企業と工場があり、現時点で
300箇所が甚大な被害を受けているとしています。

同県だけでおよそ500億バーツの被害が出ると懸念しています。
被害箇所が大きいのはサハラタナナコン工業団地、ロジャナ工業団地、
ハイテック工業団地になっています。

また工業団地内の企業には
１　洪水被害保険
２　事業停止保険の2つに加入しているケースが多く、損害保険請求額も
100億バーツを越えると見ています。