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インドネシアのユスフ・カラ氏率いるKalla Groupの企業概要

インドネシアの副大統領モハマッド・ユスフ・カラMuhammad Jusuf 
Kalla氏が率いるカラ・グループは、輸出入業から事業を拡大し、
ホテル業、建設業、自動車ディーラー、橋梁、海運業、不動産、
運輸業、エビ養殖、パーム油、通信事業にまで手を広げた
複合企業です。

東インドネシア最大のショッピングモールも建設・開発しています。
また自動車販売ディーラーも手掛け、大手自動車メーカー車両を
東インドネシア地区で販売しています。
PT. Hadji Kalla (Toyota)、PT. Makassar Raya Motor
(Daihatsu)、PT. Kars Inti Amanah (KIA, Chrysler,
Jeep, Dodge)、PT. Earth Services(Kalla transport)が
担当しています。

金融系サービスはPT. Amanah Finance社が担当。
建設系の会社はPT. Bumi Karsa、PT. Bumi Sarana Utama、
PT. Bumi Sarana Beton、PT. Bukaka Teknik Utama Tbkが
担当しています。

2016年同社は日本企業とパートナーを組み、10兆ルピアを投じて
液化天然ガス(LNG)のターミナルをバンテン地区に建設します。
Kalla Group子会社のBumi Sarana Migas社が担当し、
5億立方フィート/日の量を処理可能になります。

また、同グループは船舶航行に十分な深さで港湾に適した不動産を
保有していて、日本のエンジニアリングコンサルタントをLNG向け
ターミナルの設計に任命し、LNGターミナル運営やガス配給の経験が
豊富な日本企業パートナーとの合意も得ています。

東南アジアではますます天然ガス需要が高まっており、2030年には
2000億立方M規模の天然ガスが必要となる見通しです。
インドネシアではスマトラ島、ジャワ島での供給が追い付かず
不足することが予想されています。

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