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台湾のCTBCバンク、タイのLHファイナンシャルグループへの出資が遅延

台湾のCTBCバンクでは2016年、タイの住宅ローン金融機関である
LHファイナンシャルグループ(LHBANK)の株式35.6%取得に
合意しましたが、台湾の金融当局が認可を出さず出資に時間が
掛かっています。

LHファイナンシャルグループ(LHBANK)はタイの不動産大手、
ランド&ハウス(LH)傘下で住宅ローンをメインに拡大、
2011年にタイ証券取引所(SET)へ上場しました。
2016年第3四半期までの総資産は2121億バーツ、
純利益は20億バーツでした。
2017年度も融資額を+6~10%まで増加させていきます。

2016年3月にLHファイナンシャルグループ(LHBANK)は
台湾の中国信託金融控股傘下の中国信託銀行から出資を受けると
発表していました。
中国信託銀行向けに第三者割当増資を実施、
およそ166億バーツを調達する計画でした。
増資後出資比率は中国信託銀行側が最大筆頭株主になる
予定でした。

CTBCバンクは台湾当局の許可待ちの状態です。
出資関連については2017年3月までに完了しない場合、
取引中断の可能性も示唆しています。
CTBCバンクは総資産US$1090億USドル、106支店を14か国で
展開しています。

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