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タイの携帯電話端末販売、ジェイマートは事業多角化へ

携帯電話端末販売を手掛けるジェイマートJay Mart
(JMART)では、2017年度の売上成長を前年比30%増になると
自信を示しています。
80~90%は自社内からの売上で、残りはJMT Network 
Services社からの収益です。
JMTネットワークサービス社は債権マネジメント、
事業家向けローンなど提供しています。

今後の3~5年では売上構成比率でJay Mart自身が減っていくと
予想していて、JMTネットワークサービスは20~30%の成長する
予定、残りはJ Fintechでこちらも20%~30%の成長を
予測しています。
J Fintechは個人向けローン、クレジットカードなどを中心に
事業を進めています。

J Fintech社の資本規模は12億バーツ、出資金額の90%を
Jay Mart(JMART)が保有しています。
将来的にはタイ証券取引所(SET)への上場も視野に入れています。
2016年は1億5000万バーツの赤字でしたが、17年度は黒字化を
視野に入れています。

また、Jay Mart(JMART)社は、ミャンマー国内で不良債権
ビジネス拡大、カンボジアでもJay Mart社が手掛ける同様の
ビジネスを進める予定です。

Jay Mart(JMART)社の2016年度業績は売上112億3100万バーツ、
純利益4億3800万バーツでした。
同社は携帯電話端末の販売、小売・卸売、アクセサリー販売などを
手掛けています。
主にNokia、Motorola、Sony Ericsson、Samsung、 LG等の販売、
同社独自ブランドJ-Foneの携帯電話端末などを手掛けて来ました。
また、SIMカードの販売や、小売事業向けにIT Junction、J-Venue
などのサブレンタルスペースを開発しています。

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