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タイの財務省が1000億バーツ規模のファンド立ち上げ

タイの財務省では1000億バーツ規模のファンド”Thailand Future 
Fund”を立ち上げ、2016年には実施していく考えを明らかにしました。
財務大臣Apisak Tantivorawong氏は同ファンドはインフラへ
投資するための資金調達手段で国内投資家、海外投資家、機関投資家、
年金基金などそれぞれに販売します。

また、一部法改正の必要はあるものの、将来的にタイ証券取引所(SET)
への上場を検討します。

2015年10月時点でタイ証券取引所(SET)にはインフラファンドとして
高架鉄道へ投資を行う
BTS RAIL MASS TRANSIT GROWTH INFRASTRUCTURE FUND(BTSGIF)
情報通信への投資を行う
JASMINE BROADBAND INTERNET INFRASTRUCTURE FUND(JASIF)
工業団地の発電所へ投資を行う
AMATA B. GRIMM POWER POWER PLANT INFRASTRUCTURE FUND(ABPIF)
などが上場しています。

2013年度からSETでは、「インフラストラクチュア・ファンド」とし、
(1)最低10億タイバーツ規模のクローズドエンドファンド。
(2)総資産の75%は上場から6カ月以内にインフラ事業に投資されること。
(3)鉄道、有料道路、電力、水供給、空港、海港、通信施設、
代替エネルギーに投資されること

などを規定しています。

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