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キングモンクット工科大学ラックラバン校で日本の高専システムを導入【タイ:教育】

タイの首都バンコクにあるキングモンクット工科大学
ラックラバン校(KMITL)では、日本の独立行政法人・
国立高専機構などとの協力により製造技術者、実務家、
および技術者を養成する高専コース(KOSEN-KMITL)を
新設しました。
(http://www.kosen.kmitl.ac.th/)

工業系即戦力となる技術系人材を育成するため、
日本の高等専門学校(高専)の教育手法を取り入れた学校が
大学敷地内で開校し、日本からは教員8人が
派遣されています。

KOSEN-KMITLの教育システムでは工業系に適した数学、物理学、
工学の分野でスキルを高め、工業系に進む学生の教育管理に
焦点を当てています。
日本の高等専門学校において学ぶことが出来る
メカトロニクス工学を含む工学コース、電気電子工学コース、
機械工学コースなどがあります。

2019年に入学した24人は10倍以上の志願倍率を勝ち抜き、
タイ全土から選抜されました。
授業料免除だけでなく奨学金支給を受けながら、
日本高専が行っている技術系の人材育成カリキュラムに
基づいて5年間学びます。

タイ政府が推進するタイランド4.0やタイ東部経済回廊(EEC)
スキームの下で産業とイノベーションの発展に最も適している
教育であり、次世代自動車やスマートエレクトロニクスを含む
10産業の開発人材として期待されています。

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