タイの政治の動き

タイ憲法裁判所は、タクシン元首相派の与党・プアタイ党が国会で成立した
上院議員の選出方法の変更した法案を「違憲である」との判決を下しています。
そのため、この法案は廃案に向かいます。
一方、もう一つタクシン派の政党、プアタイ党の解党命令は出されませんでした。

2006年のクーデター後に政権を掌握した軍事政権下では2007年に一部憲法の
変更を行いました。
上院は定数150、そのうち77議席が全国77都県から各1議席を国民の選挙で選出、
残る73議席は憲法裁長官、最高裁判事、選挙委員会などが選定するように
なっています。
これらの司法系の組織は反タクシン寄りの判決を出し続けていた経緯も有り
今回の裁判結果に注目が集まっていました。

タクシン派与党はこれは非民主的な制度と主張し
定数変更  150議席→200議席
選出方法  全員を国民選挙で選ぶよう制度改正を主張。
国会では可決していました。
一方で野党民主党側はこの改正が違憲だとして憲法裁判所へ提訴していました。